2020年2月15日16日にチロルスキークラブとスラロームスキークラブの79回目の対抗戦が行われました。
15日土曜日は16日の対抗戦本番に向けての合同練習を実施しました。午前中は大回転、午後は回転。
午前中の大回転は2つポイントがあったと思います。1つ目はスタートから緩斜面に入る手前のポールが
若干振ってあること、2つ目は次の緩斜面から中斜面の斜面変化の部分のスルーゲートのラインどりとエッジング。
その2つのポイントを押さえながら全体をどう滑るか重要だったと思います。選手皆さん黙々練習されており集中した
トレーニングが出来ました。午後は回転で3つに分けてセット。①スタートから緩斜面まで②緩斜面のみ③中斜面
①は最後のゲートに入るのが苦しくなるセットなので、スタートからのラインどりが重要でした。次の緩斜面のスピードに繋げられるか?
②は緩斜面をどう板を滑らせるか?漕ぐイメージの滑り、強すぎないエッジング、体の動かし方(前への動き)など。加速出来るか?
③実践的なポールセット。待つのではなく、自分から動けるか?
3つのテーマに分けて練習することで、丁寧に動きがチェック出来ました。また、毎回スタートダッシュの練習にもなりました。
チロル増田さんにポールセットして頂き、スラローム島田さんを中心にアドバイスを頂き
クラブ練習らしく皆でアドバイスをしあいながら練習出来たと思います。
16日は対抗戦。あいにくの若干の小雨。計測の問題で再レースになった選手がいなかったことがとても良かったです。
GS1本(チロル増田さんセッター)、SL1本(スラローム石井副会長セッター)。リラックスしていながらも、皆さん流石の
アルペンレーサーで、スタート前からの集中力と闘志あふれる滑りで素晴らしい対抗戦になりました。結果、女子の部では正美さんが22P、
高木さんが14P、奥村陽子さんが8Pと貢献頂きました。成年の部では福岡さん30P、野中さん22P、石井さん/久宗さん8P
と貢献頂きました。青年の部では、島田さん27P、徹さん18P、奥村さん10P、尼崎さん8Pと貢献頂きました。
クラス別の合計RAPは、女子の部はチロル増田さん、成年の部はスラーム福岡さん、青年の部はチロル信太さん。
総合優勝スラローム福岡さん。対抗戦はスラロームスキークラブが勝利となりました。
参加頂いた一人一人の選手に感謝申し上げます。来年は80回目。皆様のご参加をお待ちしております。
大会幹事 尼崎
2月242020年2月24日