Column / コラム


何か書いて
と言われて困った困った
文章ダメ
カラオケの次に苦手かも

何を書こうか
私の大好きな旅行の話しでも
それとも
堅く
私の仕事について
いやいや
もっと軽いノリで
私が何度かナンパ(男に)された話とか・・・

ハイ
ここはスキークラブのHP
やはり
スキーの話しですよね

コラムとは言えない
私とスキーについて感じていることを




きっかけ

初めてスキーをしたのが中学1年苗場スキー場だった。その後も毎年滑りに行っていたけれど
どこにでもいる一般スキーヤー
大学時代、友人の付き合いで戸隠スキー場の宿で居候をやりスキーの楽しさを味わい始め
そこで野中さんと知り合う
社会人になり、いつの頃からか二人で毎週末、あきもせずコブを滑りに行くようになり
コブの中を一直線に飛びながらかっとんでいく野中さんの滑りが目標で
春スキーでは顔に塩がふくほど夢中で滑っていた。
そして野中さんからの誘いで
スラロームスキークラブへ
28歳にしてはじめての競技スキー
結果が全ての世界へあっという間に引き込まれていった。


輝き

社会人になりたての頃
ちょっとしたきっかけで社会人野球を東京ドームに観戦に行った。
高校時代の友人(そんなに親しくはないけど)がエースピッチャーとして登板予定だったから
マウンド上で満員の観客から大声援を受けている友人
いままで物事に打込む事なく遊びほうけていた私にはその姿が輝いていてとても羨ましかった。

私にとっては初めてのこと
競技スキーをやり始め
どうせやるのだったらとことん突き詰めてやろう
そんな気持ちにどんどんなっていく
最初の頃はやればやるだけ結果として表れ
それがまたやる気を起こす
物事に打込む楽しさを感じていた
2回ほど膝を怪我して松葉杖をついている時でさえ
復活に向けて気持ちは萎える事なかった。

人それぞれに輝ける時があると思う
結果が全ての競技においても
1位になれなくても
失敗してしまっても
自分の出来る範囲で一生懸命
ベストを尽くす
そんな時は
まわりの誰にも気づかれることなく
自分の中でちょっとだけ輝けてると思ってる

どんな時でも輝きを
その思いを持ち続けている。


よかった

競技スキーを始めてから
今まで以上にあらゆるスポーツに興味を持ち始め
自分の身体の事をよく考えるようになった。
始める前はどちらかといえば不健康な生活が多かったけど
いつの間にか健康的な生活が普通になり
夜遊びが減ってきて、公園に行く回数が増えてきた。
新しい仲間が沢山出来て
知り合いの幅が広がっていく
ライバルも増え続け、負けず嫌いの私には
みんなとの戦いも楽しみの一つ
そして景色
朝日に照らされるゲレンデ
夕暮れ時の山
真っ青な青空に真っ白な雪
しんしんと降る雪
キラキラ光る雪
言い始めたらきりがないくらいのすばらしい景色を楽しむ事ができる
自然が好きになった。
いろんなスポーツに感動し
勝者に、そして敗者に涙腺が緩くなる


これから

いつまで出来るか
最近とても感じている事
仕事、体力、気力、・・・
スキーは趣味の一つ
楽しめなくなったら終わりだと思っている
もしかしたら、新しく夢中になる何かが現れるかもしれない
でも今は
秋になると公園を走り始め
雪が降り始めるとワクワクし
初滑りを楽しみに待ち
あまりの気持ちよさに滑走中人知れず奇声を発し
一生懸命練習し
そして
スタートハウスに向かう


最後に 小さな満足

レーシングワンピを着るとすっごく気になるところがある
いつも必ずチェックし整える
それは
ワンピの後ろ側お尻から踵にかけて一直線にある縫い目と
ブーツの後ろ側継ぎ目が一直線にそろっていないと気がすまない
スタートハウスでも、何度も後ろを見て整え確認し
一直線に満足している。

asa                  2006-5月


2006-3月石スラ 優勝