きっかけ
初めてスキーをしたのが中学1年苗場スキー場だった。その後も毎年滑りに行っていたけれど
どこにでもいる一般スキーヤー 大学時代、友人の付き合いで戸隠スキー場の宿で居候をやりスキーの楽しさを味わい始め
そこで野中さんと知り合う 社会人になり、いつの頃からか二人で毎週末、あきもせずコブを滑りに行くようになり
コブの中を一直線に飛びながらかっとんでいく野中さんの滑りが目標で 春スキーでは顔に塩がふくほど夢中で滑っていた。
そして野中さんからの誘いで スラロームスキークラブへ 28歳にしてはじめての競技スキー 結果が全ての世界へあっという間に引き込まれていった。
輝き
社会人になりたての頃 ちょっとしたきっかけで社会人野球を東京ドームに観戦に行った。 高校時代の友人(そんなに親しくはないけど)がエースピッチャーとして登板予定だったから
マウンド上で満員の観客から大声援を受けている友人 いままで物事に打込む事なく遊びほうけていた私にはその姿が輝いていてとても羨ましかった。
私にとっては初めてのこと 競技スキーをやり始め どうせやるのだったらとことん突き詰めてやろう そんな気持ちにどんどんなっていく
最初の頃はやればやるだけ結果として表れ それがまたやる気を起こす 物事に打込む楽しさを感じていた 2回ほど膝を怪我して松葉杖をついている時でさえ
復活に向けて気持ちは萎える事なかった。
人それぞれに輝ける時があると思う 結果が全ての競技においても 1位になれなくても 失敗してしまっても 自分の出来る範囲で一生懸命 ベストを尽くす
そんな時は まわりの誰にも気づかれることなく 自分の中でちょっとだけ輝けてると思ってる
どんな時でも輝きを その思いを持ち続けている。
よかった
競技スキーを始めてから 今まで以上にあらゆるスポーツに興味を持ち始め 自分の身体の事をよく考えるようになった。 始める前はどちらかといえば不健康な生活が多かったけど
いつの間にか健康的な生活が普通になり 夜遊びが減ってきて、公園に行く回数が増えてきた。 新しい仲間が沢山出来て 知り合いの幅が広がっていく
ライバルも増え続け、負けず嫌いの私には みんなとの戦いも楽しみの一つ そして景色 朝日に照らされるゲレンデ 夕暮れ時の山 真っ青な青空に真っ白な雪
しんしんと降る雪 キラキラ光る雪 言い始めたらきりがないくらいのすばらしい景色を楽しむ事ができる 自然が好きになった。
いろんなスポーツに感動し 勝者に、そして敗者に涙腺が緩くなる
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